西表島の海に眠る座礁船とは?

西表島の座礁船

・座礁船鉄栄丸とは

島でも諸説あるので全てが正しい情報ではない可能性もあるが、著者(私)が西表島に移住した35年前にすでにあり、島の人の話しでは、私が移住する20年ほど前に座礁したと聞いた事がある。

積荷はタバコを運んでいた運搬船で、座礁したあと数年にわたり近くの海岸線は大量のタバコが打ち上がり、異常な風景だったと聞いた
しかも船名が鉄栄丸(テツエイマル)?台湾の船と聞いた事があるのだが船名が日本語なのもいまいち納得はいかないが、まぁそんな細かい事は問題じゃないほどの場所である

西表島の座礁船

・そもそも場所は何処にある?

座標https://maps.app.goo.gl/patexfYyZo2nGRSc8?g_st=com.google.maps.preview.copy

ここに鎮座し日々朽ち果て続けている

西表島の北東部沿岸は魔の海峡と言われ、今回紹介した鉄栄丸以外にも他の大型貨物船も座礁し沈没している

現在は海の藻屑になり見る事は出来ないが、私が島に移住した時には、ヨナラ水道近くにあるウ離島付近のリーフにも大型の座礁船があったのを覚えいる

西表島の座礁船

・魔の海峡とは

今の時代のように高性能なGPSが無かった時代は羅針盤を使った航海が一般的だった

浅瀬のリーフが多い西表島北部近海、特に西表島の東側に位置する小浜島の赤土に中には、含まれるヘマタイトが強い磁力を発生させると言われ、近海を航海する船舶の羅針盤の北が東にある小浜島に寄せられ海難事故が発生しやすいと聞いた事がある、なんとも凄い話しである。

西表島の座礁船

・見るにはどうしたら良い?

ドライブしながらの見学が一番手軽である、崎田橋まで車を走らせ、橋の真ん中から海を見れば真正面のリーフエッジあたりに観察出来るが、かなり距離が離れているので満足度は低い

西表島の座礁船

・近くで見るにはどうしたら良い?

カヤックで行く

小潮の満潮に合わせてカヤックを漕いで見に行く事も出来る、冒険的で刺激的ではあるが片道2.0時間は海を漕げるスキルと体力が必要な為、ツアー企画するショップもリピーター対象が多い

しかも通年波が高いエリアの為、かなりのパドリングスキルが必要でありリスクが高い海域なのでゆっくり観察や探索には適さない

しかも船やカヤックで見に行く方法では座礁船の半分くらいは海に浸かって?いる状態なので全体を全て見るには大干潮しかチャンスは無いのだ

座礁船探索ツアー

 

トレッキングで行く

1年間の中で春先だけは日中に通常より潮が引く大干潮がやってくる(大体年間5~6日)

その大干潮に合わせて海岸線を歩き干上がったサンゴリーフを歩いて辿り着く方法が、天候の影響を受けにくく確実に辿り着く方法である

座礁船の中を隈なく探索出来るが、大干潮の日がかなり少ないのでチャンスを捕まえる情報収集が必要となるので、熟知ちたガイドの同行をおすすめする

自力でも到達は可能ではあるが海岸線までの山道や座礁船までのリーフ歩きもしっかりとルートを知らないと、おきな事故に繋がりかねないので注意が必要だ

一旦潮が満ち始めると瞬く間に取り残され戻れた挙句潮に流され、瞬く間に海難事故になりうる

そもそもが大型貨物船が座礁するくらいのリスクある海域に行くのだと言う事を忘れてはいけない

西表島の座礁船 西表島の座礁船

座礁船探索ツアー

遺構や廃墟などが好き方には震えるほど興奮する世界があります

開催可能日は1年で数回(4月~5月)

日中に最も潮位が低い大干潮を狙って

普段なら海に沈んでいる船体も全てが丸見えになる、その姿はまるで

不毛の荒野の中に取り残されたマッドマックスのようなロケーション

ゾクゾクとワクワクが止まらない

「座礁船探索沿岸トレッキング」

ありきたりに飽きた貴方に贈るとっておきのツアー

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