安全管理ケイビングツアー編

安全管理ケイビングツアー編

シーズン直前はレスキュー訓練などの安全対策の作業が増える事が多い季節ですね、加盟する様々な組織や機関が講習会や訓練を行う季節です。

ちょうど先日は、竹富町が主宰で竹富町観光案内人条例法令講習会が行われていたばかりです

弊社も加盟する(社)日本ケイビング連盟:西表島支部で行われる定期的な実戦的レスキュー訓練などは行なっているのですが、実はレスキュー訓練よりも、もっと大切時間もあります

事故が起こった後の、一次救命や搬送などのレスキュー活動を日常から訓練することは当たり前ですが、そもそもが事故を出さない事が重要

「どうすれば事故が出ないか」

それは、日常のガイド業務で得られるヒヤリハットの蓄積をもとに行う対策である、様々な対策を重ねることで生まれる精神的な安心感、その安心感があることで生まれるガイドとしての安定感につながる

本日はケイビングフィールドの安全管理作業(エマジェンシー交換)となりました。

準備万端に行う通常ツアーではあまり深刻なアクシデントは起こらないのですが、通常のツアーとは違う場面の洞窟は1つのアクシデントが深刻な事故を招いたりするものです。

地上の世界と連絡つかず、光を失うと何も見えない闇の世界であるからこそ、そのきっかけの大部分が精神的要素のことが多い、だからこそ1つでも多くの安心材料が重要なのです。

下見や調査、事前ロケハンや撮影サポートなどツアー以外の時間で洞窟に入ることも以外と多い、そんなタイミングだからこそ、入念な準備を忘れていたりうっかりミスやヒヤリも起こるのです。

作業内容:洞窟内に隠してあるエマージェンシーアイテムの交換作業

場所:本格ケイビングツアーエリア(中間地点)

変更点:以前はジップロックなどのビニール保管でしたが、中身が結露していることが多い為、今回からはボンバーにて保管管理することになりました

内容物:サイリウム×8 予備ライト×2 予備電池×1シート 携帯トイレ×一式 紙ナプキン等 

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使う日が来ない事が一番ですが、可能性が0じゃない限りやるべき対策ですね

(社)日本ケイビング連盟:西表島支部

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