洞窟探検フィールドメンテナンス
洞窟探検フィールドメンテナンス
このままで大丈夫だろうか….と思い悩むほど例年になく暇な12月を過ごしております
こんにちは西表島アドベンチャーツアー海歩人の中川です
ツアー予約が入らないことを嘆くより、今やれることを今のうちにって事で今日はケイビングツアーで使用しているフィルドの清掃活動(ゴミ拾い)と万が一の事態を想定した「緊急用サイリウム」の設置に行ってきました
まぁツアーでは予備ライトや予備電池は持っていくので必要になる事はほぼないですが
ガイドも人間ですので「絶対に忘れない」なんて事は無理
しかも
ヘッドライトが絶対に壊れない保証もゼロ
ゼロじゃない以上対策が必要になるわけです
これはファーストエイドキットに関しても同じことが言えますが、いざ使いたい時に使えない状態になっている!
よくある話ですよね
以前ツアー中にヘッドライトの電池を交換しようとしてエマンージェンシーBOXから予備電池を取り出したのですが、かなり長期間入れていたため電極部分に錆が発生して結局使えない事がありました
地上のアクティビティーとは違いヘッドライトが壊れた瞬間に完全なる闇になり一歩も前に進むことが出来なくなるわけですが、しばらくすると目が慣れる夜の暗さとは違い洞窟の闇は何時間いても光がゼロなので見えないものは見えないんです
ガイドが地上にヘッドライトを取りにく事もそうですが、ゲストをそのポイントに残したまま救助要請の為にガイドが地上に助けを呼びに行く場合を考えても、洞窟の中に残したゲストを安心させる最も簡単な方法は明るい環境を作ってあげる事、闇は人を不安にさせますからね
トレーニングも兼ねてサイリウム1本だけで洞窟内を移動してみたんですが25Mほど進むのに、なんと!30分以上もかかりました、今回準備したサイリウムは最低でも4本を同時に発光させれば脱出は可能という事も判明し
2か所(ケイビングツアー中に最もリスキーなポイント)に4本ずつ合計8本設置してみました、あくまでも緊急用なのでケイビングツアー中にゲストに見えてしまうと雰囲気も台無しなので、ツアールートからは見えにくい場所に設置しましたが他のツアーショップのガイドさんが偶然見つけてしまう可能性はゼロではないですが、見つけてしまった方は持って帰らないでくださいね〜〜〜
設置とトレーニング後は恒例の地上より流入してきたゴミ拾いを行い洞窟内のクリーンアップを行いました
定期的に行っているゴミ拾い ここ最近は探さないと見つけられないレベルにまでゴミが減りました
良い事したご褒美なのか、洞窟の神様からのクリスマスプレゼントなのか帰りのジャングルのとある場所で新たな洞口を発見!!!!
しかもそれなりの風が吹き上がり覗くと奥はかなりの空間がある事も判明!竪穴洞窟なので今日はギアもないので近日中に装備を整えアタックします
では
ケイビングツアーベストシーズンの秋〜冬 皆さんのご参加お待ちしておりますね
上記記事の洞窟でのツアーは下記の3つです
ご興味のある方は是非!
日本ケイビング連盟全国合同訓練
日本ケイビング連盟全国合同訓練
今年も11/26〜12/2行われた(社)日本ケイビング連盟全国合同訓練に無事参加する事が出来ましたので、今更ですがここで報告でーす
(社)日本ケイビング連盟には探検部門と職業ガイド部門があるのですが今回は職業ガイド部門に特化した内容となりました
一見地味な訓練に見えるんですが需要な内容ばかりで私自身も収穫が大きく今後の活動の根幹になる基礎をみっちり勉強させてもらいました
会場は本部がある愛知県一宮、昨年の沖永良部島同様にメンバー全員泊まり込みの合宿形式(JCUは毎回そうなんですけどね〜笑)
しかも全国のメンバー各々が自主的にレスキュー3やWFAなどの講習会に参加した後の合同訓練となったためスキルのレベルアップが凄まじい事になっていて、やる気も満々なメンバー達
訓練内容の構築やトレーニングテキスト作成やスライドなどに費やした時間と労力が報われた瞬間でもありました
実は訓練の為の準備があまりにも大変で「行くのを止めようか」と思った事もあったくらいです/笑
そんなこんなで合同訓練開始です
私も含めみんな現場主義のガイドばかりなので一番苦手な時間は……座学です/笑
動きたくてウズウズする気持ちを必死に押さえ込みながら
「総会」や「リスクマネージメント講座」に「ローク高所作業特別教育」「ウィルダネスファーストエイド1講習」
などを朝から晩までみっちり2日間講義と座学
それで終われば良いんですが
夜は夜でロープワーク自主練が夜中まで続く毎日なんです
3日目以降はロープワーク&レスキュー
どんなアクティビティーもそうですがロープワークって必ず必要になってくるスキルで、これを正しく理解し出来るようになっていないと、チームレスキュー訓練もフィールドワークもままならないですからね
はい!ここで問題!!
「ノット」と「ヒッチ」と「ベント」の違いってなんですか?
ロープワークをある程度出来る人でも答えられない事が多いんですよね
はい!ここでまた問題!!
「初心者」と「中級者」と「上級者」の明確な違いは??
これも的確に答えられる人は凄く少ない!?
そんな嘘のような基礎中の基礎からみっちり学びます
ロープワーク習得者は、スモールパーティーレスキューやミニマムレスキューへとどんどん高度な内容へと進みます
講習終了後は夜中まで自主練 あっと言う間に日程終了
私は今回ここで離脱し、親孝行のために大阪へ
翌日からの後半2日間、残りのメンバーはフィールドワークで奈良の洞窟へ
来年からは合同訓練とは別に全国各地でケイビングガイド育成講習会や検定会が行われるようで、仲間が増える予感にワクワクしています
JCUガイドは大きく3つに分かれ
いわゆるケイビングガイドと言われる人たちはレベル2にあたり、持ってるスキルにより各モジュールにランク付けされます
レベル1(観光洞窟)
レベル2(自然洞窟)1.2.3.4.5〜
レベル3(未踏洞窟)
これを読んでいる方の中には、今後JCU公認のプロケイビングガイドを目指す方もいるかと思いますが、他のアクティビティー同様に資格が無くても営業は出来ます(法律があるわけでもないので)
ただ独学では決して学べないものがあるのも事実です
ゲストへの安心と安全、期待以上の楽しさと冒険体験を提供をするためにJCU所属の全国ケイビングガイドは努力を続けていますので、洞窟探検したくなった方は是非ともJCU公認の全国各地のツアーショップへ
ケイビングツアー(洞窟探検)で|西表島を冒険する
ケイビングツアー(洞窟探検)で|西表島を冒険する
まだまだ世の中には普及しているとは言い難い ケイビング (洞窟探検)
近年西表島では ケイビング ツアーを行うツアーショップが増えてきているのですが、メジャーアクティビティーでもあるマングローブのカヌーやカヤック、SUPスタンドアップパドルやキャニオニングツアーに比べるとその認知度はまだまだだ
年間なんども質問されるのですが「ケイビング」ってなんですか?
「どんな遊びなんですか?」「私たちにできるでしょうか?」などなど
全国各地で行われいるケイビングツアー事情は一旦置いといて西表島や石垣島で体験出来るケイビングツアーの内容をお伝えします。
ケイビングツアーに参加してみよう
まぁはっきり言うと参加することが一番なのです 笑
ケイビングをしてみたい!と思っても、自分だけで洞窟へ行くのはハードルが高いのも確かだし危険極まりない。そんな時はケイビングツアーに参加しましょう。
ガイドが引率し、必要な装備をレンタルできたりとケイビングを体験したい方にはもってこいです!レンタル以外に必要なものは、探検服(ツナギ)の下に着る水着や濡れても汚れてもOKなTシャツ短パンでOK
ファミリーや体力に自信がない方も大丈夫?
海歩人が開催しているE-0コースやA-0コースに組み込まれている初級ケイビングは今まで途中リタイアした方は1人もいない体験にはもって来いの洞窟ですので、ファミリーや閉所や暗所に自信がなく体力がない方も安心して参加出来る洞窟なんです、しかも洞窟の難易度が低いフィールドなので近年様々なツアーショップの方々がこの洞窟でツアーを行うほど人気スポットになってきました
まずは初級ケイビングツアーからトライ
初級とはいえ探検感満載の洞窟なんですよ、季節的には秋口からになりますが写真のような素晴らしい風景を見せてくれる洞窟、高低差もほとんどなく狭い場所もそんなにない(狭いといっても四つん這い程度)
密度の濃ゆいジャングルを歩き1つ目の洞窟に到着、わずか20M程度で出口へ
そしてまた少しジャングルを歩き2つ目の洞窟に、ここは1つ目よりは長いですがそれでも常に出口の光が見えているので安心度はMax。2つ目を抜け少し歩くと
初級洞窟探検の目的地でもある3つ目の洞窟に到着
ここは入口から大迫力しかも長い!!
今までの洞窟でみた鍾乳石とは違い大きさも段違いの大きな洞窟!!??っと思うのは入口までで入るとすぐに狭くなり池!?地底湖!?まで出てくる(足はつくので安心ですが/笑)
この先は地下に流れる川をザブザブ歩きながら出口まで探検します
この洞窟は、西表島アドベンチャーツアー海歩人が開催しているA-0コースやE-0コースで体験できますので是非!
このコースの最後には初級と思えないような難所が!!!笑 でもこれこそケイビング(洞窟探検)の醍醐味なんです
初級洞窟でケイビングの魅力に気付いた人は、「もっと本気で遊びたい!」本物の洞窟探検が味わえる本格的なケイビングツアーに参加したい!
初級ではなくいきなり本格的な洞窟探検ケイビングツアーに行きたい!そんな貴方もご安心ください
ありますよ!超本気すぎて超本格的なケイビング体験が出来る西表島の洞窟、しかも島では最大級で最高に美しい洞窟が!
本格的ケイビングツアーへトライ
とにかくケイビングをがっつり満喫したい方はE-2コースもしくはA-3コースとありますが、とにかくケイビングだけを楽しみたい方はS-2コースがおすすめ!午前と午後の出発が設定されているので竹富島や小浜島からの日帰り参加も可能なコース
地下の巨大空間はまるで立体迷路、遭難すると二度と地上に戻れない!? あながち嘘ではないほどの巨大洞窟で行う本気のケイビングツアー!
二度見してしまうほど狭い!狭すぎる難所を這いずり回ったり泥だらけになったり、ずぶ濡れになったりと非日常こそケイビングなんです、狭いだけではなく 美しすぎる巨大鍾乳石や巨大空間や運が良い人だけが観れる光が織りなす奇跡の絶景まで見れちゃうかも
当然ですがリスクも高いです
地下世界は携帯電話も使えないし万が一事故が発生しケガ人が出た時にも担架搬送も難しく救助に時間がかかる場所
この規模の洞窟になると安全にツアーが行えるのはケイビングのプロガイドのみと言われているのも納得ですね
今現在、日本には(社)日本ケイビング連盟と言うプロの洞窟ガイドを育成する組織があり、かなり厳しくも難しいトーレーニングに合格した人だけがプロガイドに公認されるんですね
ツアーに参加する人にとっては少しでもお得に参加したいので料金はかなり重要ですが、まずは安心して参加出来るプロが在籍するショップを選ぶことをお勧めします
海歩人は洞窟の発見や調査、ツアーにするためのコース開拓なども行う西表島ではケイビングツアーの老舗です、しかも(社)日本ケイビング連盟の西表島支部にも指定されているプロガイド在籍のショップです
一度でも「体験」の先にある「探検」の世界をケイビングツアーで味わってしまうともう大変 笑
地上で行なわれているありきたりなアクティビティーツアーでは物足りなくなり「もっと もっと」を求めてしまうんです
西表島で本気のケイビングに目覚めてしまった方はリピーターだけが参加できるスーパーケイビング石垣島へ是非
本格的な洞窟探検の明細はあえて書きません/笑 ネタバレすると感動も恐怖も興奮もダウンし兼ねないのでね
とにかく全てをガイドに委ね参加してみる これが一番ですね
大げさではなく地球最後のアドベンチャーこそケイビングなのかもしれませんよ
[本格的すぎ!?]西表島ケイビングツアー|洞窟探検
本格的西表島ケイビングツアー洞窟探検
本格的で超本気の探検ツアーなので決して安易な気持ちで参加しないでくださいませ(笑)
そんな事はいいからツアーはどれ?っていう方もいるかと思いますので、覚悟が決まった本気の方は「S-2コース本格ケイビングツアー」にて明細をご確認後、お申し込みくださいませ
S-2コース経験者だけが申し込める「石垣島巨大迷宮洞窟スーパーケイビング」ツアーもご用意しております
なぜにここまでハードルを上げるの!?って思う方は下記(長文ですが)をご覧くださいませ
[注意]決して大げさではありません/笑
例えば「友達が申し込んだから当日まで何するかよくわかってないけど、どうせお手軽ツアーだから何とかなるんじゃないの〜」
「どうせ海パンとTシャツで行けるんでしょ〜」
のような気持ちで参加すると後悔する人も出るかもしれませんし、そもそも参加条件に適合せずツアー自体に参加できない可能性もあったり……
でも!
ありきたりの体験では満足できないアクティビティー好きの大人の貴方には絶対にお勧めする最強のツアーにして地球最後のアドベンチャーなんです!
[本物]の体験がしたい方には唯一無二のツアー
ここ数年で西表島も沢山のアクティビティーツアーショップがケイビングツアーを取り入れてはじめ、西表島では当たり前のアクティビティーの位置付けになった 洞窟探検ケイビングツアー
他社ツアーの事を詳しく解説する事は控えますが、数多くのショップが行う洞窟体験ツアーと海歩人が行う洞窟探検ツアーとはまったく違うアクティビティーだと思ってください「体験の先にある探検」の世界を思う存分満喫出来ます
ただ冒頭にも記載した通り「本気で遊びたい人」限定のツアーなのでしっかりと内容を確認した上での参加が条件となりますよ〜
[プロ]ガイドが引率します
かなり狭い業界でプロガイドの人口も様々なアクティビティーの中でも一番少ないと思われるケイビングガイドの世界、おそらく全国を数えても20名以下のプロガイドしかいないのが現状
今現在の日本では(社)日本ケイビング連盟が唯一の組織となります
海歩人は八重山諸島をはじめ西表島ではケイビングツアーの老舗であり(社)日本ケイビング連盟の西表島支部を担当しております
ツアーだけではなく人跡未踏の洞窟の発見や探検調査なども行う洞窟探検家でもあります、最近では日本屈指の洞窟探検家「吉田勝次」氏のチームに参加させていただき1か月以上に及ぶ遠征「ラオスの未踏巨大洞窟」をNHKの撮影クルーと供に活動を行いました、この模様はNHKオンデマンドで見る事が出来たのですが今現在では見れなくなってしまいましたので是非NHKさんにリクエストを!
[初心者]には無理?
いえいえ人生初の体験だからこそ本物の世界を体験していただきたいんです!当然参加条件はありますが初めての方でも安心してケイビングの世界を満喫してもらうために私たちガイドが引率するのですから
逆に洞窟探検と呼べないものを体験して「な〜んだケイビングってこんなもんかぁ〜」と思ってほしくない
「おおおおぉぉ〜なんだこの世界!!」
「凄過ぎて言葉が出ない〜〜〜!」
「これがケイビングの世界かぁ〜すごい!!!」
そんな体験と探検をしてほしい
[大切]なのは遊び心
体力も人並みで大丈夫だし暗い場所や狭い場所も恐怖症でなければ全然OK〜!参加条件で一番厳しいのは体格制限がある事くらい
ちなみに私(ガイド)は身長180cm体重77kg胸囲100cmほどですが 全然OKな範囲です
男性の目安は体重90kg以下 身長190cm以下 極度の肥満体型は不可
女性の目安は体重70kg以下 バスト/ヒップ90cm以下 極度の肥満体型は不可
標準的な体型から少しだけポッチャリ系まではOKといったところでしょうか
小柄な方は全てOKです
まずは「本物の洞窟探検してみたい!」そんな熱い気持ちで十分です
[専用]のウエアーやギアは全てご用意
探検服(ツナギ)膝/肘プロテクター シューズ グローブ ヘルメット 高出力ヘッドライトなどケイビングに必要な装備全てをご準備しておりますので、ゲストが用意するものは水着(濡れても気にならない薄手のウエアー)と着替え、飲み物などがあればOK
[写真]も全て無料でダウンロード出来ます
洞窟探検のフィールドはかなり過酷な世界なので破損の恐れがあるためお客様自身のデジカメやスマホはどは原則持ち込み不可となります
持って行ったとしても漆黒の闇が広がる洞窟内を撮影することは現実的に難しいので引率ガイドがライティングなどを行い撮影しますので、皆さんは探検することだけに集中してくれれば良し
[狭い]場所は当然あります(笑)
しかも劇狭い場所もあったりします、あくまでも目安ですが高さ20cmくらい横幅50cmほどの場所をギリギリの匍匐前進で通過したりもします(怖〜)
でも劇狭い匍匐前進もこれまた洞窟探検の醍醐味でもあります
大きな部屋はサッカーが出来そうなほどの大空間も!そこには真っ白に輝く美しい鍾乳石はびっしりと広がっていたりと
地上のアクティビティーでは体験できない五感で地球の歴史を感じる時間
ヘッドライトの明かりが届く範囲しか見えない世界を「あの先には何が?」「あの先には?」と探検しながら進んでいくうちに
すっかりケイビングの虜になること間違い無し!?…….
[出発]時間は午前と午後と1日2回の設定
午前スタートと午後スタートがありますので、石垣島での宿泊者だけではなく 竹富島からの日帰り参加 や 小浜島からの日帰り参加 も可能となります
ツアー時間は午前も午後も集合から解散時間までたっぷり3時間
さぁ ケイビング で地球最後のアドベンチャーを体験したい方は方は「S-2コース本格ケイビングツアー」にて明細をご確認後、お申し込みくださいませ
経験者は冬季限定(10月〜翌年3月頃)で経験者だけが申し込める「石垣島巨大迷宮洞窟スーパーケイビング」ツアーもご用意しております
西表島のファミリーアクティビティーはキャニオニングで決まり
西表島のファミリーアクティビティーはキャニオニングで決まり
気象庁からの発表はまだのようですが、ここ西表島はとっくに梅雨明けで連日猛暑が続いています
日本の南のジャングルの島
猛暑
アクティビティ
はい!キャニオニングですね
夏にこれ以上楽しいい水遊びは他にないですもんね
確かに絶景の滝や絵葉書のようなジャングルを見ることも醍醐味なんですが、それは大人が求めるもの
「遊びたい」子供達にとって見るだけの絶景は退屈な時間でもあります
せっかくの家族旅行に来たんですからね〜 子供達が普段見せないくらい弾けた笑顔で遊ぶ時間は
何ものにも代えがたい思い出の時間です
だからこそキャニオニングなのかもしれません
大人から子供まで理屈抜きに楽しく遊べる夏のアクティビティーの決定版
近年の西表島で最も注目されているツアーアクティビティーです
きっとキャニオニングって何???って思ってる方も多いかと思いますので、ここから西表島で行うキャニオニングをご紹介します、いくら文章で書いても伝わらない気がしますが/笑
さぁ始めようキャニオニングツアー!
まずは専用のウエットスーツやブーツ、ライフジャケットや安全装備などを身につけてジャングルを歩くこと5分
スタート地点に到着
このアクセスの近さが西表島の魅力
でもって
いきなりウォーターライダーです!!
最初は怖く思うのですが一度滑れば あとはエンドレス〜 満足するまでなんども滑ります
そして
最初はみんな顔が引きつっているんですが、これまた一度滑ればエンドレス〜
*怖い方はスルーできますので、ご安心ください/笑
このあとは泳いで飛び込んでを繰り返し次にメインの大釜(一番大きな滝壺)に到着
かなり絵になるポイントで沢山写真を撮ったらいよいよこの大釜の中にな入ります
流れる小滝をよじ登りメインの滝壺に突撃します
最後の飛び込みポイントに向けて滝壺からロープでよじ登ります
ここは「頑張る」しかアドバイスがありませんけどね/笑
周囲の岩をボルダリングの要領で岩に登り川へダイブ!!
大人も子供も疲れを忘れ全身で水を感じて遊ぶ「キャニオニング」
皆様も是非!西表島の夏の家族旅行はキャニオニングで決まりですね
そんなキャニオニングツアーに参加したい方は
上記のご参加下さいませ
西表島の洞窟探検ケイビングツアーの明細:その1
西表島の洞窟探検ケイビングツアーの明細:その1
知ってましたか!? 洞窟探検ツアー/ケイビングツアーに参加する70%以上が女性なんですよ
しかも
本格的な洞窟探検ツアー/ケイビングツアーS-2コースやA-3コースやE-2コースそして石垣島でのリピーター限定の超大規模洞窟ツアーともなると80%以上が女性の方になるんです
不思議ですね〜
でも新しい世界を普及させるのはどの業界も女性の力なんです、世の中の女性が興味を持つと砂糖に群がる蟻のように男は自然と集まるんですね…悲しい男のサガです/笑
嬉しいことに、ここ最近はファミリーからの問い合わせも増え始めていました
洞窟探検に関しての不安や疑問を持つゲストの為に西表島アドベンチャーツアー海歩人がツアーで行っている西表島の洞窟の中で初級洞窟探検/ケイビングツアーで使用するフィールドの明細をご紹介いたします
フィールドの明細の前にまずは初歩的な疑問から
年間頂くご質問で一番多いお問い合わせはやはり これ!
「洞窟探検って何をするツアーですか?」 笑
はい!
「洞窟を探検」します….
正直これしか答えようが無いんです 笑笑
西表島の洞窟探検ケイビングツアーの明細:その1
まずはA-0コースやE-0コースで出かける初級洞窟探検フィールド「通称:クーラ洞窟」
近年ここは数多くのツアーショップが洞窟探検ツアーや鍾乳洞探検などのツアーを企画しており、ツアーシーズン中は行列になる時間帯も出てくるほどです
西表島アドベンチャーツアー海歩人のツアー行程は
まず10分ほどジャングルを歩きます
(なぜこの場所に洞窟ができるのか?や 洞窟(鍾乳洞)とは何かなどのレクチャーをしながら洞窟の入り口を目指します)
1つ目の洞窟入り口
(ここは出口が見えており洞窟と言うよりは自然が作った短いトンネルのような場所ですが、普段地上では見ることのできないダイナミックな地形が感動をあたえてくれる場所なので記念写真を撮影したりしつつ今から始まる洞窟探検の世界にテンションを高めます
1つ目の洞窟出口から数分ジャングルを歩くと2つ目の洞窟の入り口
(ここも出口の明かりが見える安心度の高い洞窟ですが1つ目よりは距離も長く、いよいよ洞窟探検ケイビングって言った雰囲気になって来ます
2つ目の洞窟出口から数分ジャングルを歩くと3つ目の洞窟の入り口
(ここがメインの洞窟になり、入り口は圧倒的なスケールでダイナミックな地形に興奮する事間違いなしです)
この3つ目は長さもあり鍾乳石の状態も良く「これぞ洞窟探検ケイビングツアー」といった感じになって来ます
一切何も見えない漆黒の地下世界をヘッドライトの明かりだけを頼りに進みます
進むにつれて洞窟は徐々に狭く細くなり最後の出口は四つん這いになりながらしか進む事が出来ないのですが、狭い場所はほんの一瞬で抜けるとそこはも地上のジャングルでツアーフィールドの出口になるんです
スタート地点に戻らなくても良く行ったきりのワンウェイでツアーが行えるのもこの島の洞窟探検の強みです
狭いところや暗いところが苦手な方や洞窟探検初心者でも安心してツアーに出かけられる理由はこのあたりにあります
装備とガイドについて
日本中いや世界中の洞窟探検/ケイビングツアーとしては当たり前の装備ですが参加者全員に専用のケイビングスーツをご準備してます(お子様専用のスーツもあります)
安全の為の装備ですが、他にワクワクとドキドキを高めてくれます/笑
装備
□ケイビングスーツ
□シューズ
□専用ヘルメットと専用ヘッドライト
□グローブ
ガイド
引率ガイドは(社)日本ケイビング連盟公認のプロガイド(level2:module5master)です
リアルな洞窟探検にも国内外問わず積極的に参加し、洞窟レスキューの専門知識を身につけているガイドです
サービス
洞窟と言う特殊な環境であるが故、ガイドがゲスト皆様の思い出のための写真を撮影して無料で差し上げております
余談ですが西表島のアクティビティーツアーで本格的な洞窟探検ケイビングツアーを提供するようになった最初のショップが西表島アドベンチャーツアー海歩人なんですよ 西表島の洞窟探検/ケイビングツアーでは老舗です(マニアックすぎる老舗でスイマセン 笑)
世の中にいるであろうマニアック方にお知らせです
この初級洞窟探検は「探検」というより「体験」レベルの内容ですが、はじめて洞窟探検の世界に触れる方には十分すぎる感動と興奮がありますので、本格的な洞窟探検/ケイビングツアーにご興味のある方はまずこの初級洞窟「クーラ洞窟」をオススメします
この初級洞窟探検の後に次なる「探検」を希望される方は、本気の本格的な洞窟探検/ケイビングツアー
A-3コースやE-2コース、S-2コースに参加して西表島では最大規模で最高グレードの「通称:ユツン洞窟」で地球最後のアドベンチャーを堪能されてくださいませ
この本格的な洞窟探検/ケイビングツアーで出かける「ユツン洞窟」の明細はまた後日ブログにて公開いたしますね
それでは、また
本日もレスキュー訓練
本日もレスキュー訓練:リスクマネジメント6日目
昨日の横穴搬送訓練に引き続きシーズン前恒例の縦穴搬送訓練を朝から行いました
当然ですがジャングルの中での作業なので
数え切れない蚊に襲われ蟻に襲われ全身ボコボコに腫れました…涙
しばらくジャングルには行きたくありません
実際の現場で一番遭遇したくない場面であり、一番したくないレスキューでもあります、
動画は日本ケイビング連盟西表島支部のFBをご覧くださいませ
本日の縦穴搬送の条件は
ストレッチャー搬送が絶対条件のビクティムなのだが、事故現場から進むも戻るも極端に狭い箇所(ストレッチャーが通らない場所がある)があり横移動での搬送は現実的に難しく、かなりの時間とビクティムへの身体的負担が大きすぎるため縦穴より早急に搬出する
縦穴搬送ではストレッチャーは縦吊りの方が効率的ではあるが、ビクティムへの負担を最大限抑えることと、サスペンショントラウマのリスクを無くす為に横吊りを条件とする
□西表島支部が常時装備している縦穴レスキューキットを使用
□その他レスキュアー2人分のSRTギア一式
□レスキュアーは西表島支部の2人
□ビクティムは1人(今回は60Kgの砂袋)
□意識はあるが歩行は不可、脊損の疑いあり
□早急な搬出が必要
□洞窟内に応援のレスキュアーは来ない
□洞口付近までに2人で搬送
□支点はナチュラルアンカーのみ
□ボルトの打設は行わない
私たちが日常ツアーで使っている「洞窟」と言う事が条件であるためこの搬送が可能であり、どの縦穴洞窟でも同じように出来る訳ではないのですが、まずは自分たちの仕事場でもある洞窟の安全を確保するためにも、定期的な訓練は絶対必須であります
引率ガイドとして最も大切なのは「安全」
本日はレスキュー訓練:リスクマネジメント5日目
昨日の午後に続き本日も朝から夕方までみっちりレスキュー訓練を行いました
西表島アドベンチャーツアー海歩人は、A-0コースやE-0コースに含まれる初級ケイビングで行く「クーラ洞窟」やA-3コースやE-2コースに含まれる超本格ケイビングで行く「ユツン洞窟」
そしてリピーター限定での開催となる石垣島での超大規模洞窟でのスーパーケイビングと年間を通じ洞窟に行くことが多いのです
ちなみに引率ガイドは(社)日本ケイビング連盟西表島支部に所属するプロの洞窟ガイドです
ツアーでは
洞窟探検の魅力を伝えるのが仕事ですが、
引率ガイドとして最も大切なのは「安全」
いかにゲストの安全と安心を提供できるかにあります
そこで欠かすことのできないスキルに「万が一」を想定したレスキュー訓練、しかも西表島は消防署もなく携帯電話の電波状態も悪い、しかも洞窟は地上とは違いそもそも電波が届かない
しかも万が一の時に助けを呼ぶにしても、洞窟と言うかなり特殊な環境であるが故に助けに来れる人も限られてしまう
きっと実際の現場では西表島支部の2人んだけになる可能性が非常に高い
「そうなったらどうする?」
そんな不安を少しでも解決しておくことがガイド自身の心の安心感に繋がり落ち着いたガイディングやツアー進行に繋がるし、起こさない為の工夫につながるのと信じています
西表島支部は少なくても1年に2回は実際のツアー洞窟を使い実践的なレスキュー訓練を重ねております
今回は午前中の室内訓練と屋外で模擬訓練をしっかりと行い
今、西表島支部が訓練のメインしているミニマムな横穴(高低差あり)搬送訓練です
このレスキュー方法が身につけば洞窟はもとより沢ツアーやキャニオニングツアーエリアのレスキューにも応用できるので訓練の意味も大きいです
今回の条件は
□ 西表島支部 が常時装備している縦穴レスキューキットを使用
□ その他レスキュアー2人分のSRTギア一式
□ レスキュアーは西表島支部の2人
□ ビクティムは1人(今回は45Kgの砂袋)
□ 意識はあるが歩行は不可、脊損の疑いあり
□ 早急な搬出が必要
□ 洞窟内に応援のレスキュアーは来ない
□ 洞口付近までに2人で搬送
□ 支点はナチュラルアンカーのみ
□ ボルトの打設は行わない
□ レスキューエリアは
□ もっとも足場が悪く安定したストレッチャー搬送が出来ない場所
今日の搬送エリアは今まで実践的な訓練では使用したことが無い部分、ツアー時でさえ歩くだけでも両手が必要なほど足場が悪く高いところでは1M〜2.5M以上の高低差ランダムに続く
ツアー中 ガイドが最もピリピリする 不安定要素の大きいエリアです
実際この 洞窟 に初めて来た救助サポート者ではストレッチャーを担ぐ以前に歩くことさえやっとな場所なので、搬送は2人で万が一手が滑ったり足が滑ってもストレッチャーが転落したりバランスを崩すことが無い事が条件となるので
セイフティーラインを張り込み、半分担いで半分滑らせストレッチャーを移動させる方式を採用しました
あまり専門的な内容を書いても理解されにくいので詳しくは書きませんが
支部メンバー2人でかなり余裕に搬送できることを確認しました、まだまだ煮詰めなければならない部分はありますが、支点ポイントがしっかり確立され資機材の必要数など細かな事が確立出来ればシステム構築はものの数分で終わることも確認
今後の訓練に繋がる大きな収穫となりました
安全に終わりなし
リスクマネジメントに終わりなし
今日のビールは格別に美味しく感じました