ギアメンテナンスDAY[ケイビングツアー]
ギアメンテナンスDAY[ケイビングツアー]
コロナ渦で暇すぎて暑すぎる2020年の夏真っ只中の西表島です!
時間がない時はアレもしたいコレもしたい、でも時間がない〜!!なんて嘆いていんですがね……
嘘のように時間だけが有り余っているにもかかわらず、何をすれば良いかわからない毎日です/苦笑
ってなわけで
かなり早いですがシーズンオフの作業に取り掛かっております
今日は、西表島で開催しているケイビングツアーに関わるギアメンテナンスDAYという名の暇つぶし
近年、人気及び参加者急増が著しいS-2コースやE-3コース、A-3コースなどに含まれる「本格ケイビング洞窟探検ツアー」
ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、ケイビングツアーの出口付近と中盤あたりで活躍する「お助けロープ」のメンテナンス
ロープはエーデルワイス社のスタティック10.5mm使用期間は3シーズン
使用目的はSRTではなく、お助け的な役割なので、強度的にはまだまだ使えるのですが、じっくり見るとやはりダメージも見え隠れ…思い切って全替えとなりました
当然ゲストの安全確保に大きく関わるギアになるため
強度もメーカーも不明で信用できない格安ロープを使うわけにはいかないです
今回は暗い洞窟で視野性をさらに高めるためにもイエローに交換、ロープは信頼のエーデルワイス社の10.5セミスタテックスーパードライを使用しました
あっ はい 高いですよロープ がっかりするくらい…/笑
ぶっちゃげ3シーズンどころか10シーズン以上は使いたいですが、安全の為の投資をケチってはいけませんもんね〜
我社はケイビング(洞窟探検)ツアー以外にもキャニオニングツアーやカヤックツアーなど西表島をメインフィールドに様々なアクティビティーツアーの企画運営を行っているのですが、そのせいで抱えるギアの量も膨大なんです!!
その膨大なギアのメンテナンスにも時間かかるわけです(まぁ個人的にギアマニアなので楽しいのですが/笑)
すべてのツアーの品質を保ち高い安全性をゲストに提供するためにもメンテナンス作業は重要です!
でも 忘れるんですよね〜人間って
なのでメンテナンスチェックシートで確認しながらの作業が欠かせませんね
通常のツアー業務に必要なギアの基本メンテナンス項目は14項目
とりあえず2項目は完了….(まだまだ先は長いです)
どうせずっと暇なので今月はこればっかりになりそうな予感
ギアメンテナンスが終わればFAキットのメンテナンスやレスキュー訓練やフィールド調査など
ガイドとしてのモチベーションを維持するための地味だけど重要な時間が続きます
ああぁ…たまにはツアー行きたいなぁ〜〜 /笑
ラオス絶景の未踏洞窟に挑む(NHKオンデマンド)
ラオス絶景の未踏洞窟に挑む(NHKオンデマンド)
今更感がありますが…..
あまりにもツアー参加者からの反応が大きいので、この場を借りまして宣伝したいと思います/笑
2018年の3月〜4月にかけてNHKの取材班を引き連れ日本の洞窟探検家チーム「吉田隊」が1か月にも及ぶ期間洞窟に潜りラオス共和国の人類未踏の洞窟探検調査を行った記録。
様々な難局を切り抜けたどり着く世界に見る超絶景の世界は圧巻です!!
詳しくは見てのお楽しみですなので詳しくは書けませんが、もれなくツアーに参加した人だけに語られる裏話を聞いてから見るとなおのこと面白いですよ〜🎶
地上波やBSでの度重なる再放送がありましたが、今はAmazonprimeビデオでいつでもどこでも、たった¥100円で見れちゃいます
そんな圧倒的本物の洞窟探検(ケイビングツアー)が体験したい方は是非とも西表島アドベンチャーツアー海歩人で「本格ケイビングツアー」へご参加くださいませ
ツアーで心地よく疲れた後は、ホテルでオンデマンドがおすすめです!!!
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B081LDYJV4/ref=atv_dp_share_cu_r
台風4号通過後のケイビングフィールドリサーチ
台風4号通過後のケイビングフィールドリサーチ
油断するほど規模の小さな台風4号でしたが、終わってみればまぁまぁ普通の台風でした
もう少し成長していたらかなりの被害が出ていた事でしょう
制作中のツアーハウスやカヤックや車にも一切の被害が出な方事が何よりでしたが、風の音で目が覚めた夜中に、適当な台風対策をしてしまった事を後悔するばかりでした
「備えあれば憂いなし」次からは油断せずしっかり台風対策をします
返し風と台風に伴う強烈な雨雲が残る中でしたが、フィールドのセイフティーチェックを行ってまいりました。
地上の沢や渓谷は激しい増水と濁流で安全確認は明日へと持ち越しになりました。
ケイビングツアーフィールドは台風の増水も想定範囲内だったので、明日のツアー再開に向けてしっかりとチェックしてきました。
「本当に洞窟の中??」と思うほど。天井からの滴下水は雨のように降り注いでおりました。
渇水続きで地下も完全に水か枯れていたのですが、恵みの雨をもたらした台風4号のおかげで、洞窟内も満水レベルまで増水しています。
おかげで溜まりに溜まった泥やグアノも綺麗さっぱり流されリセットされておりました。
匍匐前進ポイントは、なかなかの満水状態で明日のツアーは盛り上がること間違いなしです/笑
日本ケイビング連盟:西表島支部
日時:2020/08/03
13:00より
場所:ユツン洞窟 ツアー全ルート
状態:地下もかなりの濁流増水で、明日もこのままの水位となるが、透明度はかなり戻ることが予測されます
注意:増水時のエスケープルートをご存じ無い方は、水位が下がるまでは立ち入らないことをお勧めいたします
本格的なケイビングツアーを体験したい方は、ケイビングプロガイドが在籍、引率する西表島アドベンチャーツアー海歩人へ
奉仕活動その2
奉仕活動その2
Gotoキャンペーンの恩恵を、全く感じることなく過ぎ去った連休 笑
時間を持て余すガイド中川です
と言うワケで
前回7/16にツアーフィールドの草刈り作業のやり残しを片付けてきました。
いつもツアーの休憩ポイントとして利用させてもらっている展望台の草刈りでしたが、作業をする前から心が折れるほど雑草達は見事な伸びっぷり!
でも…私 どうやら草刈りが好きらしく「適当に終わらせる」なんて事が出来ず一心不乱に2時間作業
もう
業者レベルの仕上がりでした/笑
1年で1番忙しいサマーシーズンですが、今年は例外的に暇….苦笑
でもおかげで夏には出来ない色んな事が出来そうな予感が漂う8月になりそうです
奉仕活動
奉仕活動
IOSRや(社)日本ケイビング連盟西表島支部として定期的に行っている草刈り作業に汗を流す1日となりました
マングローブカヌーツアーのステージでもあるシイラ川のカヌー一時置き場周辺の草刈り作業と、ずいぶん前から気になっていた歩道に溜る水抜きの排水溝の掃除を行いました、これで大雨が降っても大丈夫でしょう
あと
クーラの洞窟(初心者ケイビング)で使用する一時駐車スペースの草刈りと、交通事故防止の観点から側溝に堆積する落ち葉や土砂の撤去も完了
雨降りでのツアー車のスタックの可能性も低くなったと思います
これでシーズン中でも車道側にはみ出す事なく10台以上は駐車出来ると思うので、地域住民の方やレンタカーの方へのストレスの軽減つながれば嬉しいです
ケイビングエリア清掃活動
ケイビングエリア清掃活動
2020/07/07 (社)日本ケイビング連盟西表島支部:活動報告
いよいよツアーシーズン本番なのですが、今年はコロナの影響で静かなシーズンとなっています。
本日は本格ケイビングツアーで使用しているフィールドの駐車エリアの草刈り作業を行っておりました。
毎日ツアーに行けると最高ですが、予約状況も例年の20%ほど…..涙 まぁ悩んでいても仕方がないので、「やれる事をやれる時に」って事での作業となりました。
ここは、島の人も海へ行く時などの利用もある場所で皆がストレスなく駐車するためと、県道沿いにあるため出会い頭の事故防止の観点から西表島支部のメンバーが定期的に清掃活動をしております。
今週末よりツアー再開です
今週末よりツアー再開です
連日30度を超える西表島、アフターコロナ対応によるツアーハウス改装も一旦お休みして、週末のツアー準備となりました。
いよいよツアーが再開できる喜びで、ツアーは明日なのに今日は6朝時に目が覚めました/笑
思いつく限りのアフターコロナ対策を済ませ、今週末は石垣島在住の方を対象にキャニオニングツアーとケイビングツアーの再開となります。
明日は今年1回目になるキャニオニングツアー、万全な体制作りの為ツアーエリアのセイフティーリサーチを行ってまいりました。
水中の危険箇所の確認を中心に2時間潜りっぱなしと泳ぎっぱなし、水質はニゴニゴな感じでしたが、この季節のキャニオニングはやっぱり最強で最高に楽しい時間をくれます、明日が楽しみです。
きっと今まで通りの忙しい夏に戻るのは来年以降かもしれませんが、ゆっくりじっくり次世代のツアーを確立してまいります。
アフターコロナ対策模索中vol:2
アフターコロナ対策模索中vol:2
実は実験調査に行く前から憂鬱だったんですよね〜ケイビングのマスク着用って
前回のリバートレッキングせさえあの息苦しさでしたからね…
結果から報告しますと、全然平気でした/笑
コレだ!と言った理由はわかりませんが、洞窟にたどり着くまでのジャングルトレッキングの方が息苦しさはMAXでしたが、いざ洞窟に突撃すると、ひんやりとした空気の流れのせいか、いたって不快にならず
狭い場所などは、砂埃も気にならずマスクあった方が快適なのでは??と思えるほどでした。
西表島の洞窟は、恵まれた形状
本格ケイビングで使用する洞窟は、ドライケイブ(水潜りがない)であることと、天井に空気の循環を手助けする洞口が4つほどがほどよい間隔で空いていることもあり、洞窟としてはかなり空間の空気の流れがあるので、より安心材料となります。
引率上限人数は
ツアーコースとしては、ゲストが待機するポイントは一定の距離を保つ上でやはりケイビングも4人が限度かと思います。
午前と午後でルートの変更が必要
外気温と洞窟内の温度差が少なく、洞窟内の空気の循環が良くない午前中に関しては、狭い待機ポイントを利用せず、空間の大きなルートを選択することで蜜を回避できる事も可能となります。
「本格ケイビングツアー対策のまとめ」
①原則季節を問わずマスク着用での開催は非常に現実的な対策であり有効
②洞窟入り口までのトレッキングは一定の間隔を保ちながら、マスク着用は臨機応変に対応
③今までは飲み物持ち込みを原則禁止しておりましたが、熱中症防止の観点から、ゲストの飲み物をガイドが預かり1回以上を目安には水分補給休憩を行う。
④ソーシャルディスタンスを考慮して1ガイド4人の上限が望ましい。
明日以降は、カヤック(沈する可能性も考慮)や行く前から結果は見えているキャニオニングも実地検証を行います。