Aug 2, 2018

日本ケイビング連盟西表島支部レスキュー訓練

日本ケイビング連盟西表島支部レスキュー訓練

本来であればツアー業務もサマーシーズンど真ん中で連日沢山のゲストに来て頂きうれしい悲鳴をあげている頃なのですが
あえてツアー業務を止めてまでも行う大事な仕事 ガイドスキルの目盛りを1つでもあげるべく7/31にレスキュー訓練を行いました

前回6月に私達の所属する(社)日本ケイビング連盟の会長でもある「吉田勝次」が所用で八重山来ると言う事で、タイミング良く西表島支部で考案したミニマムなレスキューシステムを見てもらったのですが、やはり室内での確認では細かなところまでチェック出来ないので、より実践的なアドバイスをもらうために、今回は実際の洞窟でリアルを想定した救助訓練を実施しました

事故が出ないツアーコースを考え、ゲストを引率する事は当たり前ですが、何をしても「絶対は」ないですからね

私たちも幾度となく参加しているレスキュー3のSWRTやTRRTやワークショップで基礎的なシステムスキルや安全率などを学ばせてもらっているのですが、やはりどうしても拭えない「実際の現場では……」

「安全」で「シンプル」で「早く」て「確実」そしてなおかつ 私たちの住んでいる僻地や洞窟と言う特殊空間を考慮して少人数(1人)でも可能なシステム

日本ケイビング連盟西表島支部レスキュー訓練

日本ケイビング連盟西表島支部レスキュー訓練

連盟の西表島支部は仲間が洞窟に入る時間と出る時間をメンバー全員が把握しており、ツアー終了予定時刻を過ぎても 終了連絡が無い場合は、引率ガイドに連絡を取り万が一連絡が取れない場合は、メンバーが現場の安全確認に行く事になっているため、ガイドが事故あったゲストを洞窟内に残し地上に助けを呼びに行く事は原則せずに、メンバーが異常に気付きレスキューに来てくれるのを洞窟内で待つ事が基本スタイルとなています

日本ケイビング連盟西表島支部レスキュー訓練

シナリオ
洞窟内はもとより地上での携帯電話電波圏外

1)季節と時間:夏/外気温が最も高い正午頃のレスキュー

1)ビクティム(洞窟内で転落:脊髄損傷の疑いあり)ストレッチャー搬送が絶対条件

1)ガイド/レスキュアー(1ガイドで洞窟内引率)

1)事故現場:洞窟入り口及び出口どちらに戻るにしてもストレッチャーが入らない空間があり天井の陥没口より地上に吊り上げが唯一の方法

1)終了連絡が来ず異常に気付いたメンバーがシステム一式を持ち現場に向う

1)現場にて状態の確認と引率ガイド及び傷病者の確認

1)地元消防団や地元診療所の医師、警察など関係機関に連絡

1)レスキュー方法 ハイラインを使用した レスキュアー1人によるカウンターウエイトによりビクティムを地上へ搬出

1)原則引率ガイド以外のメンバーで引き上げシステムの構築する

1)レスキュー開始〜完了

1)地上に搬出〜消防団及び診療所搬送後ドクターに引き継ぎ

一連の流れを確認し最も重要なカウンターウエイトによる搬出に関しては、今回ストレッチャーには実際のビクティム役を乗せ、レスキュアーも1人で全てのシステムを構築し、洞窟内進入から地上への搬出までを全て1人で行い
そこで起こり得る「万が一」を会長の吉田勝次に検証してもらい、その場で解決策を導き出しました

やはり現場から得られる情報は多く、実りがあった訓練となりました

 

明日からのサマーシーズンも無事故で安全なツアーが開催できるように集中力を切らさず頑張ります


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