「ロープ高所作業安全教育」実施

きっと事故が出るまでは何も動きはないのでしょうけど…….

いきなりネガティブキャンペーンですいません/笑

 

安全教育

本年7月1日より施行される法律の中に「ロープ高所作業安全教育」の義務化というものがあります、本来はビルメンテナンスや法面作業に従事する専門的な高所作業者の為の法律なのですが、一向に減らない事故に行政も動き出し今回の動きとなったようですが、この特定した2種の職業だけを限定する内容であれば慌てなかったのですが……どうやら条文を読めば読むほどそうでもなさそうなワケです……..

「高さ2メール以上の高所で安全な足場を作れない作業に従事する者は…..」と書かれてしまうと解釈の仕方によれば「アウトドアなんてほとんで全部じゃないの??~」と思ってしまうわけです

万が一事故やトラブルが発生してしまい後から「法令違反ですよ」なんて事だけは絶対に避けなければならない  ってことで「心配するくらいなら受講すればいい」って事ですよね、転ばぬ先の杖でもあり安全意識と技術向上につながるのであればそれだけでも十分価値がある

 

しかも本土でキャニオニングツアーなどのアウトドアアクティビティーツアーを営む諸先輩方にも色々相談した結果、今回の規則改正の内容は私たちアウトドア業界にも大きく影響するであろうと言う判断になりました。

本来は事業主が従業員へ安全教育を行える技術と情報を持っていれば自社開催も可能なのです、海歩人としても、レスキュー3TRR-TやケイビングSRTの技術をベースに自社開催を考えたのですがやはり一度はその道のプロに教えを乞うのが筋というこで日本でロープ作業に関してはトップに君臨するであろう「ロープアクセス協会」に出向き「安全教育」を受講し、そのノウハウを学び法律が施行される7月1日に間に合うようにと本日6/13に第1回ロープ高所作業安全教育を西表島で行う事となりました

今回受講したのは我社のスタッフガイド「林」1名と所属するIOSRメンバーで各ツアーショップオーナー3人と島のツアーショップに努めるガイドさん1名の計5人での開催となりました

今回は受講者全員がアウトドア系ガイドということもありましたので、基本座学も実技も業務関係のあるアウトドア系の内容に煮詰め濃度濃い内容となりました

AM09:00~12:00 3時間の基本座学
PM13:00~16:00 ディスカッションしながらの実技講習
PM116:00~17:00 法令関係の座学

 

来週から始まる2016年夏季シーズンも安全第一、法令厳守で頑張ります。

スタッフ一同

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