リアルハザードの確認と撤去作業

昨日の大雨は50年に1度のレベルだったらしい・・・私自身はそんなレベルとは感じませんでしたが、恐怖を感じる様な雨だった事は確かです
キャニオニングで使用する渓谷にそれなりの事が起きているでしょう 洪水した山の水には倒木や大量の土砂が流れ込んで来ているので大雨後に何の確認もせずにゲストを滝壺に飛び込ませる無謀な事はさすがに出来ない

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*滝壺の中にあった倒木です
担げるサイズではなかったので危険のない場所へ移動  これを確認しない状態でもし飛び込んでいたら・・・と思うとぞっとしますね

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今日の作業は一人ではないのです/笑 同業者のガイドとの共同作業 若い彼に切り込み隊長を任命し全ての滝壺に潜ってもらい確認作業を進めて行きました

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それに50年に1度の大雨のピークで沢の水が何処まで増水したかを確認しコレから先のリスクマネージメントに活かせるデーターをもらいにツアーはお休みして 悲しくなる様な冷たい雨降る中フィールド来ている訳です
こういった作業は一円にもならないので一人で活動するとかなり気持ちが滅入るのですが、今日は切り込み隊長がいるのでどんどん作業が進みます
若いって・・・・・良いなぁ~~
スーパーケイブもしっかりと確認作業を行いました

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ここは通常レベルの雨では水位の上昇はしない場所ですが10センチ以上の厚さで堆積していた砂と泥が全て流れていました
匍匐前進が必要なポイントにも鋭い石灰岩のかけらが流れ込んでいたので全て撤去

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今日もソリが大活躍です

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安心して抜けられるようにして作業完了

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流入していたわずかなゴミも撤去して衛生的にも安心度が高くなりました
今からが梅雨本番 しかも毎年6月にはとんでもないレベルの大雨が降るので次回の作業はその時になりそうです
用心深く臆病な私は、人から聞いた「大丈夫だったよ」を信じられないたちで自分の目で確認しないと安心感が得られない訳です・・・

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