フィールド調査と測量トレーニング(ケイビング編)

気持ちよすぎる天候なのだが・・・・ツアー予約は無し/涙
嘆いていても仕方が無いので今日はケイビングのフィールド調査と洞窟測量の自主トレ、入り組む洞窟内の地形を把握するには自分自信で測量をする事が近道です
実は10年以上近づく事が無かったポイントへ ポイントは明記しませんがここも他の洞窟同様に琉球石灰岩の不整合部に形成されている 
今回は周辺に新たな洞穴を探す事。 測量レベルはGrade Oneおおよそスケッチ程度なので正確な数値ではないがとても良いトレーニングになりました
*穴1
流水系下り横穴式 おおよその距離は主洞240~50mほど支洞もあわせると300mはあるはず
二次生成物(鍾乳石)のグレードは素晴らしく ツアーで使用している上級ケイブに負けず劣らずのレベル
ところどころ大量の粘土が堆積しヌルヌルの中を匍匐前進で突破せねばならないがかなり遊べる洞穴でした。以前来た時の記憶は入り口以外頭の中には全く無く新洞に入る気分でした
*穴1がもし海へ抜ける貫通型だったら間違いなく上級ケイビング大本命になるポテンシャル
*穴2 今回初めての発見・・・・たぶん

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*写真は新しく発見した穴2の出口付近 この洞穴は貫通型なので海岸の岩壁中に開口している
コウモリも40~50個体は確認 二次生成物の状態も良い
海へ抜けられる穴としてはすばらしのですが、今現在のところツアーで使用しているビッグケイブに比べると物足りなさが残る
今回は調査とトレーニングなので写真は殆ど撮影しませんでした(実はけっこう必至でそれどころではなかったのですが/笑)
事務所に戻ってからはスケッチ作業(実はこの作業かなり重要)
調査の場所やツアーで使いう場所に関わらず
洞窟内部を測量し地図を作製する事は様々なリスクを事前に回避する為にもガイドとしてはやらねばならない作業であります

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今回調査の穴が通常のレギュラーツアーで登場する事は無いかも知れないが、初めて入る穴での調査は事前の情報が何もないので高い集中力も必要になるし良いスキルアップにも繋がります
こんなゴールの無いフィールド調査と開拓を開業以来ずっと続けておりますが、結局は楽しくてやめられません/笑

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